楽天カードとエポスカード、どちらを選べばいいか迷っていませんか?
家計管理において、クレジットカード選びは重要なポイントです。ポイント還元や特典、使い勝手など、どのカードが自分たちの生活に合うのか悩む方も多いのではないでしょうか。
特に、年会費無料のおすすめクレジットカードとして楽天カードとエポスカードは多くの人に選ばれています。「どちらがお得なのか」という疑問を抱く方が少なくありません。
両方ともお得って聞くけど、自分にあっているのはどっち?
そこで、この記事では楽天カードとエポスカードの特徴や還元率、特典を徹底比較し、それぞれのカードがどのようなライフスタイルに向いているのかを分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、自分たちの生活にぴったり合うクレジットカードを見つけ、より効率的に家計を管理する方法が分かります。
実際に両方のクレジットカードを利用しており、結婚から3年で1,000万円の貯蓄に成功した私たち夫婦の体験を踏まえ、現実的で役立つ家計管理のヒントも交えながらご紹介します。
私たち夫婦の結婚から現在までの資産状況の推移については、「資産推移の記事まとめ」をご覧ください。総資産1000万円を突破したときの詳細は「【2023年8月 総資産1,012万円】二人暮らし夫婦の資産額を公開|30歳、ついに1,000万円を突破! 」でまとめています。
楽天カードとエポスカードの基本情報と選び方
楽天カードとエポスカード、それぞれの基本情報を表にまとめました。
楽天カードの特徴
楽天カードは、ネットショッピングや楽天経済圏を活用し、効率よくポイントを貯めたい方に特におすすめのクレジットカードです。
項目 | 内容 |
---|---|
通常の還元率 | 1% |
年会費 | 無料 |
発行スピード | 約1週間 |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard、American Express |
海外旅行保険 | 障害死亡・後遺障害:最高2,000万円 |
家族カード | 無料で発行可能 |
ETCカード | 年会費550円(税込) ※条件を満たせば無料 |
ポイント還元率が高い
楽天カードは、1.0%のポイント還元率で100円の利用ごとに1ポイントが貯まります。楽天市場で利用すると最大17.5倍のポイント還元が受けられます。特に「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」期間中には、効率よくポイントを獲得可能です。
また、楽天カードを楽天ペイや楽天Edyと組み合わせることで、日常の買い物でもポイントの二重取りが可能になります。貯めたポイントは、ほとんどのサービスで1ポイント=1円として使えるため、利便性も抜群です。
ポイントの使い道が多様
楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイルといった楽天グループのサービスだけでなく、コンビニや飲食店などの提携店舗でも利用可能です。
また、ポイントを商品購入や旅行代金の支払いに充てられるだけでなく、電子マネーや他社ポイントへの交換も可能です。さらに、楽天証券を利用すればポイントを投資信託の購入にも使えるため、資産運用にも活用できます。
家族カードの使い勝手が良い
楽天カードは、家族カードを無料で発行可能です。家族カードを利用することで、各メンバーが個別にポイントを貯めるのではなく、一括して家族全体のポイントを効率よく貯めることができます。
例えば、配偶者や子供が利用した分のポイントも本会員に集約されるため、家計全体での利用状況を管理しやすくなります。また、家族間でポイントを合算して使うことで、大きな買い物や旅行代金に充てるといった計画的な利用が可能です。
家族カードに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。
▷ 家族カードとは?メリット・デメリットやおすすめの使い方を解説
▷ 【楽天カード】夫婦で家族カードを使うメリットとデメリット
これらの特徴を活用することで、楽天カードを使えば家計全体で貯めたポイントを賢く管理し、無駄なくお得を実感する生活が実現します。
エポスカードの特徴
エポスカードは、特に外食や旅行、エンタメを楽しみながらお得を実感したい方におすすめのクレジットカードです。
項目 | 内容 |
---|---|
通常の還元率 | 0.5% |
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短即日 |
国際ブランド | Visa |
海外旅行保険 | 障害死亡・後遺障害:最高3,000万円 |
家族カード | なし |
ETCカード | 年会費無料 |
優待店舗数 | レストランやカフェ、 ホテルなど10,000店舗 |
提携店舗での優待が豊富
エポスカードは、全国約10,000店舗で割引や特典が受けられます。対象店舗は飲食店、カラオケ、映画館、ショッピングモールなど多岐にわたり、日常生活から娯楽まで幅広くカバーしています。
全国のユナイテッド・シネマ / シネプレックスでは、優待サイト「エポトクプラザ」からの購入でチケット料金が700円割引されます。
また、スターバックス カードにオンライン入金することでポイント還元率が2倍になったり、カラオケ館のルーム料金が30%OFFになったりと、幅広いシーンでお得に利用することができます。
詳細な割引内容については、エポスカード公式サイトをご確認ください。
海外旅行保険が充実
エポスカードは、利用付帯で最高3,000万円の海外旅行保険がついています。旅行の際にカードで支払いを行うことで保険が適用されるため、事前にカードを利用しておくことが重要です。
ツアー料金に限らず、出国前に電車やバス、タクシーなどの公共交通機関の乗車代金をエポスカードで支払うことでも適用されます。
保険の種類 | 保険金額(上限) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円(1事故) |
疾病治療費用 | 最高270万円(1疾病) |
賠償責任 | 最高3,000万円(1事故) |
救援者費用 | 最高100万円(1旅行・保険期間中) |
携行品損害(免責3,000円) | 最高20万円(1旅行・保険期間中) |
エポスカードの海外旅行保険では、医療費の補償が充実しており、海外での急な病気やケガにも対応可能です。特に、現地での診療費や入院費をカバーする仕組みが整っているため、安心して旅行を楽しむことができます。
ゴールドカードへのステップアップが簡単
エポスカードの大きな魅力の一つは、一定の利用実績を積むことで「エポスゴールドカード」の招待が届く点です。この招待を受けた場合、通常5,000円のゴールドカード年会費が永年無料になります。エポスゴールドカードになると、選べるポイントアップショップでポイント還元率が最大3倍になる特典が利用可能です。
これらの特徴を活用することで、エポスカードは日常生活をもっとお得に、そして旅行やエンタメをより楽しくしてくれる1枚です。
【わが家の実例】楽天カードとエポスカードの活用法
わが家では、家計管理の効率化を目的に楽天カードをメインカードとして活用し、家賃の支払いにはエポスカードを利用しています。これにより、効率的に家計を管理しながら、ポイント還元を最大限に活用しています。
楽天カードは、日常の支払いから楽天グループのサービス利用まで高いポイント還元率を誇り、年間約5万ポイントを獲得しています。また、家族カードを活用して支出を一元管理することで、家計全体の状況を正確に把握できています。
エポスカードは「ROOM iD」という家賃保証サービスを利用し、毎月の家賃支払いで安定してポイントを貯めるのに活用しています。貯まったポイントは保証料の支払いに使用し、家計管理を楽にする仕組みを整えています。
ここでは、わが家が楽天カードとエポスカードをどのように使い分けているのか、選んだ理由や具体的な活用方法を詳しくご紹介します。
楽天カードを家計管理のメインカードに選んだ理由
わが家では、日常の支払いから固定費まで幅広く楽天カードを利用し、家計管理を効率化しています。その理由は、ポイントの還元率の高さと利便性にあります。ここでは、楽天カードを選んだ具体的な理由とその活用方法をご紹介します。
100円で1ポイント!高還元率で効率よくポイントを貯められる
楽天カードを選んだ最大の理由は、その高いポイント還元率です。基本還元率は1.0%で、100円ごとに1ポイントが貯まります。他の多くのクレジットカードの還元率が0.5%程度(100円で0.5ポイント)であることを考えると、楽天カードはその2倍のポイントが得られる点で非常にお得です。
さらに、楽天市場や楽天トラベル、楽天証券といった楽天グループのサービスを利用すれば、ポイント還元率が大幅にアップします。
たとえば、楽天市場では「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」期間中に買い物をすると、最大10倍以上のポイントが獲得可能です。こうしたキャンペーンを活用することで、効率的にポイントを貯めることができます。
わが家では、毎月の固定費や変動費の多くを楽天カードで支払い、年間300万円ほどを利用しています。その結果、1年間で約5万ポイントを獲得。これらのポイントは、後述するように日常生活の支払いに活用しています。
貯まった楽天ポイントがコンビニやスーパーで使える
楽天カードで貯めたポイントは、「楽天ペイ」というアプリを通じてコンビニやスーパーなどで簡単に使うことができます。楽天ペイは、スマートフォンでQRコードやバーコードを表示して支払いができる電子決済アプリです。
わが家では、コンビニでスイーツを購入する際に楽天ポイントを活用し、ちょっとした贅沢品を実質無料で楽しむことができています。こうした使い方は、家計管理をしつつ日常の満足度を高めることに役立っています。
家族カードで支出をまとめて家計管理が楽に
楽天カードのもう一つの大きな利点は、家族カードを無料で発行できる点です。夫婦それぞれが家族カードを利用することで、支出を1つの明細にまとめることができ、家計全体の管理が非常に簡単になります。
具体的には、わが家では次のように活用しています。
- 夫婦それぞれの買い物履歴をひとまとめに
食料品や日用品など、夫婦で分担して購入する際も、それぞれの利用明細を一括管理。どの項目にいくら使ったのかを簡単に把握できます。 - ポイントを集約して効率よく利用
家族カードで発生したポイントも一括して管理できるため、大きな買い物や旅行代金の支払いに効果的に使えます。 - 家計簿アプリ「マネーフォワード」と連携
楽天カードを家計簿アプリ「マネーフォワード」に連携しています。「食費」「日用品費」など自動で仕分けできるため、入力の手間なく家計の状況がひと目でわかります。
エポスカードを家賃支払い専用カードに選んだ理由
わが家では、毎月の家賃をエポスカードで支払っています。その際、「ROOM iD(ルームアイディ)」という家賃保証サービスを利用しています。このサービスを通じて、家賃や保証料をエポスカードで支払える仕組みを活用しています。
ROOM iDは、エポスカードを利用して賃貸物件の家賃保証を行うサービスです。連帯保証人が不要になるだけでなく、家賃支払いをクレジットカードにすることでポイントが貯められるなど、家計管理を効率化するメリットがあります。
ここでは、わが家がエポスカードを選んだ理由と、具体的な活用方法を3つのポイントに分けてご紹介します。
家賃をエポスカードで支払うだけでポイントが貯まる
エポスカードでは、300円ごとに1ポイントが貯まります。銀行口座引き落としでは得られないポイントを、家賃支払いという大きな固定費で効率的に獲得できることがメリットです。
わが家の場合は、家賃95,000円と保証料1,420円、合計96,420円の支払いで、毎月約320ポイントを獲得。年間では約3,800ポイントが貯まり、固定費を活用して無理なくポイントを増やしています。
貯まったポイントを保証料に使って家計管理が楽に
エポスカードで貯めたポイントは、ROOM iDの保証料の支払いにそのまま利用できます。わが家では、毎月の320ポイントを保証料(1,420円)の支払いに使用。この仕組みにより、現金負担が軽減され、家計管理が楽になっています。
家賃専用カードにすることで支出管理が簡単に
毎月の家賃や保証料のような固定費は、エポスカードを専用にすることで管理が簡単になります。家賃と保証料を定額で支払うため、カード明細を確認するだけで、その月の家賃関連の支出を正確に把握可能です。
他のカードと混在させることなく、家賃だけの専用カードとして利用することで、支出状況の確認がよりスムーズになり、家計管理の手間を減らすことができます。
【まとめ】買い物や家計管理を重視するなら楽天、旅行や外食を重視するならエポス
楽天カードは家計管理や日常の買い物を効率化したい方に、エポスカードは旅行や外食をお得に楽しみたい方におすすめです。
どちらのカードも年会費無料で利用可能なので、自分のライフスタイルや重視するポイントに合わせて選び、賢く活用しましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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