と感じていませんか?
この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持ち、結婚から3年弱で1000万円の貯蓄に成功したわが家の家計簿を公開します。この記事を読むことで、二人暮らし夫婦の具体的な生活費や、家計管理のポイントがわかります。
私たち夫婦と一緒に、資産形成を頑張りましょう!
- 年始の大阪旅行と2月の福岡旅行の予約で、出費は多め…。
- 単価の上昇で、光熱費は高額に。
- 夫婦ふたりで食費は7.9万円。支出全体の3割が食費。
はじめに

ひつじさんちについて
2020年11月、27歳で結婚。東京への引っ越し、結婚式、2度のヨーロッパ旅行などイベントを楽しみながら、資産形成に取り組んできました。結婚式や引っ越しで、一時は預金残高が4万円に。少しずつ資産を増やし、結婚から2年9ヶ月で1,000万円の貯蓄に成功。今後も、人生を楽しむための資産形成に励みます!!
わが家の毎月の資産状況の詳細は、「ひつじさんちの毎月の資産状況」をご覧ください。1月末時点の資産状況は、別の記事でまとめます。

家計管理の方法
- 集計期間は毎月1日~末日
- 夫婦の共有資産と、各自の個人資産は分けて管理
- 各自の収入の80%を共有資産に入金、残りは個人資産
- 家計簿アプリ『
マネーフォワード』とExcelで管理

私たち夫婦が着実に資産を増やせているのは、資産と家計を『見える化』しているから。家計簿や口座の残高の数字だけでは、なかなか状況が把握できません。Excelファイルを使って、あなたの家計の状況も見える化してみませんか?
1月の家計のポイント

1月の家計を振り返り、家計管理のポイントを整理しました。日々の節約だけでなく、一度の見直しで長期的に効果が続く工夫や、お金をかけるべき部分と抑える部分のバランスを考えることが、満足度の高い家計管理につながります。
それでは、1月の家計のポイントを詳しく見ていきましょう!
固定費の見直しが貯蓄率UPのカギ
家計管理をするうえで、まず意識したいのが固定費の見直しです。固定費は一度見直せば、その後の家計に継続的な節約効果をもたらします。
1月のわが家の通信費は、夫婦2人で3,400円でした。インターネット無料の賃貸に住んでいるため、通信費はスマホ料金のみです。UQ mobile(格安SIM)を利用しており、毎月ほぼ一定の金額に抑えています。
例えば、大手キャリアを利用していた場合、月8,000円、夫婦ふたりで月16,000円かかることも珍しくありません。格安SIMに変えて月3,400円に抑えることができれば、年間15万円の節約になります。
固定費の見直しは、一度やるだけで長期的な家計改善に直結します。固定費の見直しで、貯蓄率UPを目指しましょう!
家計簿の項目で、お金の使い方が変わる
家計簿の項目、どのように設定していますか?「食費」や「日用品費」など、家計簿の項目をどう設定するかで、お金の使い方が大きく変わります。

項目の設定って、意外となやむよね…。
わが家では今年から、食費を 「食材費」「外食費」「お酒」 の3つに分けて管理することにしました。以前はお酒を食料品費に含めていたため、実際にお酒にどれくらい使っているのかがよくわからない状態でした。そこで、新たに 「お酒」 という項目を設け、食費の中でも区別して管理することに。
月5,000円と予算を決めて食料品費と分けて管理することで、食費を抑えつつ、お酒が好きな私たち夫婦にとって楽しむためのお金も確保できるようにしました。
家計管理を意識するほど、支出を抑えることに意識が向きがちになり楽しみに使うお金が減りやすいもの。でも、家計管理は長期戦。自分たちの生活の質を向上させることに、きちんとお金を使うことも重要です。
家計簿は単なる支出の記録ではなく、自分たちの価値観に沿ったお金の使い方を実現するためのツール。適切な項目設定で、より満足度の高い家計管理を目指しましょう!
ここからは、わが家の1月の家計簿の詳細をみていきましょう。
貯金額:11.3万円

<貯金額> 11.3万円 = <収入> 36.2万円 - <支出> 24.9万円
この金額には、投資による資産の増減は含んでいません。1月の貯蓄率は31%でした。

収入のうち、貯金や投資に配分された金額の割合のことを「貯蓄率」といいます。
貯蓄率 = 貯金額 ÷ 収入
※貯金額には、投資への入金を含みます。
過去1年間の、毎月の貯蓄率は表のとおりです。
月 | 貯蓄率 | 備考 |
---|---|---|
2月 | 51.5% | |
3月 | 34.9% | 海外旅行に向けて支出が増加 |
4月 | 18.1% | GWに海外旅行も、どうにか黒字 |
5月 | 35.5% | |
6月 | 13.9% | 妻の転職により、収入は夫の給与のみ |
7月 | 65.7% | 賞与支給で貯蓄率アップ |
8月 | 31.8% | お盆の帰省で交通費と食費が高額に |
9月 | 45.0% | |
10月 | 50.6% | 決算賞与でやや多めの収入 |
11月 | -5.0% | 賃貸の更新で今年2回目の赤字 |
12月 | 72.3% | 賞与支給で貯蓄率アップ |
1月 | 31.2% | ▷この記事でふりかえり |
収入:36.2万円

- 夫 収入:19.2万円
- 妻 収入:17.0万円
夫婦それぞれの収入以外に、楽天銀行の現金プレゼントサービスによる入金が10~20円程度あります。
少額だけどうれしい、楽天銀行の現金プレゼントサービスの詳細は「 【楽天銀行】手続き不要!隙間時間で現金がもらえる《現金プレゼントサービス》」をご覧ください。

共有資産の管理には、楽天銀行を利用!
支出:24.9万円

基本的には月20万円前後の支出で生活している私たち夫婦。この1月は、年始の大阪旅行&2月の福岡旅行の予約で。支出はやや多めでした。

1月の支出24.9万円のうち、家賃や光熱費などの固定費が11.5万円、食費や日用品費などの変動費が13.4万円です。
項 目 | 金 額 |
---|---|
住 宅 | _9.7万円 |
水道光熱費 | _1.4万円 |
通 信 費 | _0.3万円 |
固 定 費 | 11.5万円 |
項 目 | 金 額 |
---|---|
食 費 | _7.9万円 |
日 用 品 費 | _0.9万円 |
交 通 費 | 00.2万円 |
特 別 費 | 04.4万円 |
変 動 費 | 13.4万円 |

わが家では、支出や投資のほとんどをクレジットカードで支払っています。クレジットカードで生活費を支払うことで、家計管理が楽になるだけでなく、支払う金額によってお得なポイントをゲットすることもできます。詳しくは、「クレジットカードでの支払いがお得!夫婦でクレカを使う3つのメリット」をご覧ください。
私たち夫婦が使っているのは楽天カード。1月は、楽天カードの使用に加えて楽天証券や楽天市場など楽天のサービスを併用することで、8,953円分のポイントを得ることができました。
獲得したポイントは、楽天市場と楽天カードの利用によるものがほとんど。12月にカードを使用した分のポイントが、1月に付与されます。12月のカード使用額は21.1万円なので、ポイント還元率は4.2%でした!

12月は楽天市場でふるさと納税をしたこともあって、
ポイントがたくさん還元されてる~!
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度と言われています。

キャッシュレス決済が普及してきているからこそ、
クレジットカードはお得なものを選びたい!
夫婦の家計管理に楽天カードをおすすめする理由については、「【楽天カード】夫婦で使用するクレジットカードに、楽天カードをおすすめする3つの理由」をご覧ください。
また、夫婦で楽天カードを使うなら、家族カードを発行するのがおすすめ。詳細は、「【楽天カード】夫婦で家族カードを使うメリットとデメリット」にまとめています。
固定費:11.5万円
- 住 宅:9.7万円
- 水道光熱費:1.4万円
- 通 信 費:0.3万円
住宅:9.7万円
家賃(保証料含む)は、9.7万円。現在勤めている会社には家賃の補助制度がないため、全額自己負担しています。
一般に、家賃は収入の3割程度と言われています。わが家の平均収入は手取りで約38万円。家賃は、収入の2.5割程度に抑えています。
水道光熱費:1.4万円
- 電気代:6,501円
- ガス代:7,841円
- 水道代:0,000円
電気やガスなどは、比較サイトで料金をシミュレーションした結果が安く、公式サイトやネットでの口コミを見て安心できそうな会社を選んでいます。

比較サイトは、『電気代 比較』などで検索!
過去の電気・ガスの使用量がわかると、より詳細なシミュレーションができるよ~
電気代
電気代は6,501円で、11月23日~12月22日使用分の請求でした。
ガス代
今回の請求は、12月11日~1月14日に使用した分で7,841円でした。
通信費:0.3万円
通信費は夫婦ふたり分の携帯料金で、今月の請求は3,400円でした。毎月の請求額に大きな変動はありません。
夫婦ともに、UQ mobileの『くりこしプランS』プランで契約しています。(2023年5月31日で新規の受付を終了。)基本データ容量は3GB/月で、基本料金は1,628円。『節約(低速)モード』設定時はデータ容量を消費しないため、私たち夫婦には3GBで十分です。
変動費:13.4万円
- 食 費:7.9万円
- 日用品:0.9万円
- 交通費:0.2万円
- 特別費:4.4万円
食費:7.9万円
- 食料品:29,200円
- 外 食:46,000円
- お 酒:04,000円
2025年から、食費の内訳を『食料品』『外食』『お酒』の3つに変更しました。
自宅でワインや日本酒など、お酒を飲むのが好きな私たち夫婦。これまでは、食料品費の予算の中でお酒を購入していました。ただ、食料品と比べるともちろんお酒の優先順位は低い、、、。お酒以外の食料品が予算ぎりぎりだと、楽しみでもあるお酒を買いづらい状態に。
節約、という意味ではそれでも良いのかもしれないですが、お金は経験に使いたい!ということで、今年1年はいろんなお酒を飲んでみるという経験のため、『お酒』に使うための予算を食料品と分けて管理することにしました。お酒の予算は月5,000円。しばらく様子を見て、お金を使う満足度が低いと感じたら予算を変更しようと思います。
1月は、大阪旅行に行ってきました。夫婦ふたりで往復6万円の交通費。2泊3日で、お気に入りのお店を含む8軒へ。外食費として4.3万円を計上しています。7年前から定期的に通っているお店もあり、めちゃくちゃ楽しかった、、、!
やっぱり、お金は使うために貯めなきゃ。と改めて感じた旅行でした。次に大阪に行けるのはいつかなー。
日用品費:0.9万円
トイレットペーパーなどの消耗品や、収納ボックスなどを購入しています。

まとめ買いをすることが多いから月によってばらつきはあるけど、
わが家の予算は月8,000円!
交通費:0.2万円
夫婦ふたりで出かけた際の交通費を計上しています。
実際には、夫婦各自の交通系ICを用いて一旦交通費を支払い、月末に精算しています。精算時には、各自が立て替えた金額を共有資産から個人資産に払い戻しています。
特別費:4.4万円
1月の特別費は、44,200円でした。
- 旅 行:41,500円
- 交際費:_1,300円
- 教 養:01,500円
年明け、今年やりたいことを話し合っている中で出た『博多旅行』。九州出身の私たち夫婦にとっては、比較的なじみのある福岡ですが、ふたりで旅行に行ったことはありませんでした。その場でカレンダーを確認、飛行機を調べると意外と安くで行ける!ということで、勢いで予約。飛行機とホテルで4.2万円でした。

つい「いつか行きたいねー」で終わらせがちだけど、
こういうのは勢いが大事!!
教養の1,500円は、Amazonの聴く読書『Audible』の月額料金です。
いつでもどこでも聴くだけで読書ができるオーディオブック。プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスで、月額税込1,500円で12万冊以上ある対象作品が聴き放題。30日間の無料体験あり。

お金の知識をつけるのに、Audibuleの活用がおすすめ!
まとめ

この記事では、わが家の家計簿を公開しました。わが家の家計簿をみていただくことで、ご自身の家計との違いが発見できたのではないでしょうか。他の家計との比較をすることで、家計管理のポイントが見えてきます。
この記事では、わが家の家計簿を公開しました。「自分たちの家計と比べるとどうだろう?」と感じた方も多いのではないでしょうか?家計管理の第一歩は、『家計の見える化』から!
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2025年、何にお金を使う?
家計と資産の状況は、『見える化』しておくことが大事。家計簿や口座の残高の数字だけでは、なかなか状況が把握できません。私たち夫婦が活用している家計と資産を『見える化』するためのExcelファイルで、一緒に資産形成に取り組みませんか?

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。ひつじさんちの家計簿、みなさまの参考になればうれしいです。
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